福山市エステ『ANEA福山(アネア)』

コラム

Column

内因性肝斑(しみ)

2022.5.20

シミとは・・・

若さを失った老化の代表的トラブルに、小じわ・シワのほかにシミがあります。
しかしシミについては老化はあくまでイメージで、広い年齢層でお悩みの方が多いトラブルの一つです。

しみはその色が肝臓の表面の色に似ているため、医学的に肝斑と呼ばれており、色素細胞で作られたメラニン色素がチロシナーゼという酵素の作用で、色素が異常沈着し、淡褐色から黒褐色の、境界線が比較的ハッキリした色素班となったもので。

また、しみは前記の通り、思春期から更年期まで広い年齢層で発生し,痒みなど自覚症状がないことが特徴で、肌質としては女性ホルモン優位型の乾性肌タイプの方に多く発生しやすく、その大半は内因性の肝斑のようです。

内因性肝斑の原因・・・
1.精神的ストレス、身体疲労
2.副腎皮質の機能低下
3.ホルモンのアンバランス
4.肝臓、卵巣の機能低下
5.妊娠や産前 産後
6.冷え症、血行障害
7.腎臓障害
8.便秘症
9.婦人科疾患
など

しみのお手入れ

まず認識していただきたいことは、シミは虫歯と同じで適切な対処をしないと、時間の経過とともに広がり、解消することはないということ。
そこで大切なことは・・・

1. 日焼けしないこと
メラニン色素を必要以上に作らないよう紫外線からお肌を守り、肌荒れ、乾燥を防ぎ、直接日光に当たることを避ける。【保湿クリームや日焼け止めのパウダー類を活用する】

2.代謝を高めること
お肌の生理機能を正常に保つため、正しい洗顔の励行で古い角質、深部の汚れをしっかり落とす【ダブル洗顔が重要】

3.適切、かつマメなお手入れ
皮膚の再生される期間は28~42日。血行を良くし、皮膚細胞が元気になるよう角質層以下の細胞レベルのお手入れを行う
【効果的な3つの手当法】
・フェイシャルマッサージ
・入浴後の美白用お手入れ
・入浴後のローション湿布

4.最後に角質層に十分な水分、油分でしっとりのうるおい保護
美容液、化粧水、クリームなどは必要最低限である。美白成分のハッキリしているものが良い

※内因性肝斑は手当法の中で、美白用のパックがおすすめですが、いずれにせよお手入れ不足は外傷性肝斑発症の原因!
まずはクレンジングを毎日使用することから初めてみましよう。お肌が柔らかくなり、透明感が出てきたと感じたらクレンジングが良質、その使用方法も適切に行われている証拠。継続することにより、すっきりした素肌がよみがえってくるはずです。

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